大阪ってすごいですよね。
東京から大阪に行くと街の雰囲気や出店されている店舗が少し違ったりしていて、まるで別の国に来たみたいになります。
特に百貨店の地下にあるような洋菓子店や和菓子店のラインナップが関西に行くとガラッと変わります。
その地方にしかないような洋菓子店や和菓子店がデパ地下に軒を連ねていて、新鮮で面白いです。
大阪の百貨店には「りくろーおじさんのチーズケーキ」という店があるのでそちらをレビューしようと思い、買いに行ったのですが、りくろーおじさんのチーズケーキの実物を見た瞬間、昔食べたときのかまぼこのような味わいを思いだし、買う気が失せ、買うのをやめて帰ろうとすると、東京では見かけないショコラティエを発見しました。
Ek Chuah(エクチュア)
ベルギー産のクーベルチュールをふんだんに使った本物の味をお届けし、独創的なチョコレートを生み出してきた関西発のショコラティエ。
本店はカフェになっていて様々な甘味が楽しめるらしいです。
店員曰く「東京に進出できるだけの力がない」そう
ちなみに、バレンタインの時期限定でオーナーの息子が出店するCru de Mという店もある
EkChuah プラリネサンク
外観

オサレな箱に入っています。
6個入りよりも5個入りの箱のほうがカッコいいと店員が言っていました。

中には緩衝材が入っていました。

定番のお品書き


いろどりが最高ですね!!(自分で選んだ)
味の詳細
味の詳細を書いていきます。できるだけ客観的に書いていきます。
個人的な味の感想は後述
EkChuah パユテフィユティーユ
ジャンドゥーヤとミルクチョコにパユテフィユティーユが加わったチョコレート

ジャンドゥーヤのサクサクとした食感のプラリネとアーモンドの香ばしい香りがガナッシュの柔らかさがマッチしています。
Irish アイリッシュ
アイリッシュウイスキーを練り込んだガナッシュにビターチョコで包んだプラリネ

この中にリンゴが入っていてシャリシャリとした食感を楽しめます。
程よい甘さのガナッシュの中にウイスキーの香りとリンゴの酸味と甘みが混ざっています。
Nib ニブ
ビターガナッシュをビターチョコで包み、カカオニブをトッピング

ビターチョコレートそのものの味です。
ビターチョコレートの中に、ビターチョコレートガナッシュが入っている。という、ビターチョコレート好きにはたまらない仕様になっています。
キツイ苦みなどはなく、カカオ本来の苦味を味わうことが出来ます。
苦味の中にも、甘みがあります。
Salt 塩
ミルクチョコガナッシュに室戸の塩を加え、まろやかでノルティな味わい。

チョコレートで甘い、というよりは塩味がとても効いていました。
塩味が甘さとマッチングしていて、程よいハーモニーが奏でられていました。
熱中症の時にいいかもしれません。
Citron シトロン

シトロンの酸味と爽やかな香りがある外側のチョコレート。
中身のミルクガナッシュも、しつこい甘さではなく、程よい上品な香りがしています。
シトロンの酸味とガナッシュの甘みが合わさっていて、絶妙な味になっています。
味の個人的な感想
日本人に最適化されたおいしさ
こういった高級チョコレートって、基本的に海外産のものが多くて、味がしつこかったりして正直に「おいしい!」と言えるかというと微妙な時がありますよね。
しかし、このチョコレートは日本人が作っています。
味が日本人向けなので正直に「おいしい!」と、なんの疑念もなく叫ぶことが出来ます。
それぞれのチョコレートにも特徴がしっかりとありおいしかったです。
パッケージもなかなか洗練されているので、大阪土産に意外といいかもしれません。
贈り物に最適か?
日持ちは一か月で、パッケージも高級感があるので、お土産などに持っていても喜ばれるのではないでしょうか。