チョコレートなどの種類が多い商品はチマチマレビューしていても、埒が明かないことに気が付きました。
そこで、基本的に変わらないその店の定番商品(通常商品)を全部買って一つずつレビューして行くほうが、他の人の参考にもなると思いました。
まず手始めに、表参道店のJEAN PAUL HEVINにあった通常商品のショコラ14種類をまとめ買いしてきました。
バレンタインのシーズンでにぎわう店舗にて「簡易包装、期間限定以外の商品全部ください」という場違いな発言をしてしまい、店員をドン引きさせてしまいました。ごめんなさい
今回はできるだけ客観的に書いた「味の詳細」と、独断と偏見にまみれた「味の個人的な感想」を併せた味の感想を書いていきます。
ロシュ
アーモンドとヘーゼルナッツの香ばしいプラリネにヌガティーヌをのせ、ミルクチョコレートでコーティング。
口に放り込んだ瞬間、アーモンドとヘーゼルナッツの香ばしい香りが鼻を抜ける。
ミルクチョコレートの全く嫌みのない純粋な甘さと香ばしいアーモンドとヘーゼルナッツが相まって、今までに食べたことのないようなチョコレートになっている。
アーモンドとヘーゼルナッツも細かく砕いてあるので食感も楽しかった。
マノン
キャラメル風味のムースガナッシュにフルールドゥセルのアクセント
上品なキャラメルの味のガナッシュがみっちり詰まったチョコレート。
ガナッシュが口の中に残ることなく「スッ…」と溶けていくような本当に滑らかなくちどけで、ものすごく上品な生キャラメルが、チョコレートの殻に入っているような印象。
甘いチョコレートだが、ものすごく甘いわけではなく、何個でも食べれるくらい軽かった
こちらのチョコレートは昔の記事にも書いていました。当時と感想が全然違いますね…
サロメ
ヴァニラ風味のムース ガナッシュをミルクチョコレートでコーティング
ミルクチョコレートの上品な香りはするが、バニラ風味はほとんど感じなかった。
しかし、ガナッシュとミルクチョコレートのくちどけが滑らかでとてもおいしかった。
マチャ
抹茶を合せたビターチョコレートのガナッシュ
カカオ度数の高さによる酸味がダイレクトに感じられるガナッシュのビターチョコレート。
こちらも抹茶の味はあまりわからなかったが、ビターチョコレートの酸味が後味まで残り、心地よい気分になる。
ポメロ
グレープフルーツ風味のガナッシュをミルクチョコレートでコーティング
くちどけの良いミルクチョコレートガナッシュの中にグレープフルーツの酸味が広がります。
すごく小さな柑橘系の果物の皮もガナッシュの中に練り込まれていて、グレープフルーツ風味をダイレクトに感じることが出来ます。
トロワオランジュ
オレンジ果汁を使用し、香り豊かに仕上げたビター ガナッシュ
他のJEAN PAUL HEVINのチョコレートよりも、味がハッキリ出ています。
オレンジの柑橘系の香りと酸味がビーターガナッシュとビターチョコレートの香ばしさに相まって、程よいアクセントになっておりとてもおいしいです。
ネオ
甘酸っぱいフランボワーズの果肉が入ったビター ガナッシュ
ビターガナッシュの中に、フランボワーズの酸味があるかと思いきや、口に入れてみるとビターガナッシュの味しかしなかった。
フランボワーズの大きめの粒をかむと、微かな酸味はするのだが、フランボワーズと言われなければ分からないくらいの酸味と香りだった。(自分が味覚障害の可能性)
しかし、ビターガナッシュチョコレートとしては満点の味。
サフィル
パリパリとした食感のフィユテーヌにアーモンドとヘーゼルナッツを合せミルクチョコレートでコーティング
ナッツの香りとミルクチョコレートの甘い味が鼻を抜けます。
特にフィアンティーヌのサクサク感がたまらなくおいしく、同じ値段で買うならこのチョコレートにします。
ジェンム
燻製の香りが特徴的な中国茶の風味が愉しめるビターガナッシュ
中国茶の香りはしない…
代わりに燻製の香りが、口に入れた瞬間に強烈に広がります。
個人的に燻製の香りは好きではないので最低の表現になってしまいますが、ソーセージとチョコレートを一緒に食べたような感覚です。
アレグロ
アールグレイティーの香りをつけたビターガナッシュをビターチョコレートでコーティング
うまく写真取れない……
上品なビターガナッシュにアールグレイ(紅茶)の香りが入っています。アールグレイの香りがビターガナッシュと相まって、とても落ち着くチョコレートに仕上がっています。
今回。購入したチョコレートの中では一番おいしいかもしれない。
ブラジリア
コーヒー風味のガナッシュをビターチョコレートでコーティング
この写真を撮影した段階で撮影ボックスを買ったので、写真の質が格段に良くなりました
コーヒーの苦味とビターガナッシュの苦味。苦味×苦味
異なる種類の苦味が合いとても、あとひくチョコレートになっています。
香りも、カカオの香ばしい香りとコーヒーの香りがマッチしています。
カルボナド
アーモンドとヘーゼルナッツの香ばしいプラリネにヌガティーヌをのせ、ビターチョコレートでコーティング
撮る前に切っちゃいました…
プラリネのサクサク感とアーモンドの香ばしい香りにビターチョコレートの苦味。ほんのりの塩味もある。
おいしくないはずがない。
カリュバナ
ハチミツを加えた豊かな風味となめらかな口あたりのビターガナッシュ
ビターガナッシュの苦味は当然としてあるが、はちみつの甘みで苦味が緩和されている印象。
香りもはちみつをほのかに感じさせる香りをしている。ガナッシュなのでくちどけはもちろんなめらか おいしい
カライブ
カリブ産の上質なカカオを使ったバランスのとれたビターガナッシュ
食べた瞬間コーヒーかと間違うくらいのカカオの濃さが口全体に広がる。
カカオの純度がものすごく高いので、カカオ好きにはたまらない香り。いままで食べたカカオ推しのチョコレートの中で一番おいしいかもしれません。
定番商品14種類食べた感想
全部おいしい
どれもこれも全部おいしいです。他の追随を許さない圧倒的なおいしさのチョコレートの数々。 流石JEAN PAUL HEVINです。
どのチョコレートもガナッシュでカカオ純度も味も濃いですが、軽いので何個でも食べれてしまいそうです。
いくつかはあまり味の特徴のないものもあった
何個も連続で食べているせいでしょうが、味の特徴があまりないモノもありました。とくに抹茶の風味を練り込んだチョコレートであるマチャはほとんど香りがしませんでした…
しかし、すべてチョコレートのベースであるビターとミルクの2種類のガナッシュは口当たりも味も最高峰だったので、すべてのチョコレートがおいしかったです。
おわりに
今回は輸入の関係で買えなかったチョコレートや期間限定商品のチョコレートも紹介できていないので今後は紹介していこうと思います。
今回のチョコレートの感想が少しでも、買う際の参考になればうれしいです。