バレンタインシーズンは、デパートがにぎわいます。
いつもは閑散としているエリアに、ショコラティエが出店しまくって大賑わいです。
最近は、誰かにあげるわけでもないのにバレンタインデーにかこつけて、チョコレートを買い漁りにたくさんの人が来ています。
普段は日本に出店していないようなショコラティエも、この時期だけ来日し荒稼ぎしに来ています。
私は、たくさん出店している珍しいショコラティエには目もくれず安定のショコラティエでこの「バレンタイン期間」限定のチョコレートを買ったのです。
DEMEL(デメル)
デメルはウイーンの洋菓子店で王室にも認められてる老舗の店らしいです。
デメルのお菓子を買うと必ず入っている紙に
「デメルを訪れずしてウイーンを語るなかれ」
とか大層なことが書いてあります。
いつもは書いてある紙が入っているのですが、今回から紙に書いてあることが変わりました。
古都ウィーンの象徴といわれ誉れ高いデメルは、かの神聖ローマ帝国を統治したハブスブルク家の紋章をブランドマークに、王政時から老舗の洋菓子舗として栄誉と伝統を何よりも尊び、華麗で優雅なお菓子づくりを驚嘆すべき厳格さをもって今日まで継承してまいりました。
ため息ももれるほどの美しさを秘めたたくさんのお菓子や宝石箱にしても素晴らしいパッケージ。目を見張るほどの装飾技術で構成されたウィーンのデメル店内。いずれをとってもみましても、ウィーンに生まれウィーンで熟成された総合技術の結晶と申せます。
でも、味は本物です。他の洋菓子店では味わえない上品な甘さと苦さがあるチョコレートは絶品です。
フィユティーユショコラーデ
外観
まるで宝石箱のようなため息の出る美しさです。
紙が入っています。
3種類のチョコレートが2つずつ入っています。
味の詳細
味の客観的な感想を書いていきます。 個人的な感想は後述。
ピスタチオプラリネ
ホワイトチョコレートにピスタチオプラリネ、クッキー、ドライストロベリー、フィアンティーヌを加えたサクサク食感のチョコレートバー。
口に入れた瞬間にピスタチオの濃厚な香りとチョコレートの豊潤な香りが鼻を突き抜ける
細かく砕かれたプラリネ(焙煎したナッツ類に過熱した砂糖を加えてカラメル化したもの)とフィアンティーヌのサクサクとした食感。
アーモンドプラリネ
ミルクチョコレートにアーモンドプラリネ、チョコクッキー、オレンジピール、フィアンティーヌを加えたサクサク食感のチョコレートバー
本格的なデメルのチョコレートの味が口に入れた瞬間に広がります。
明治のアーモンドチョコレートの5倍くらい濃いアーモンドプラリネの香りが鼻を抜け フィアンティーヌのサクサク感がある。
ヘーゼルプラリネ
スウィートチョコレートにヘーゼルナッツプラリネ、スパイスクッキー、クランベリー、フィアンティーヌを加えたサクサク食感のチョコレートバー
スウィートチョコレートはデメルのビターチョコレートの言い方です。
一般的に想像する「ビターチョコレート」とは違い、苦味もありますがその先にある甘さがとても「スウィート」なチョコレートです。
ヘーゼルナッツの濃厚な香りが鼻を突き抜け、クランベリーの酸味がチョコレートの苦味と絶妙なハーモニーを奏でています。
個人的な味の感想
個人的な味の感想を書いていきます。
流石デメル
僕はデメルの大ファンなのでかなり贔屓かもしれませんが、このチョコレートは「流石デメル」と言いたいです。
美しいパッケージから繰り出される、サクサク食感の楽しいチョコレート…
最高です。
それぞれのプラリネから、それぞれ特徴のある香りで味の違いを愉しむことが出来てとてもおいしかったです。
ただ、ヘーゼルナッツだけは自分の口に合わなかったです。これは好みの問題でしょうね
そもそものデメルのチョコレートのクオリティの高さに、プラリネの香りとフィアンティーヌのサクサク食感………マジで最高です。
贈り物に最適か
この商品を買った時にはバレンタインの前だったのですが、記事を書くのがめんどくさかったのでこんな時期の記事になってしまいました…
贈り物には良いと思いますが、いつものデメルのことながら値段の割にはボリュームがないという印象なので「質より量」の人にあげる際には注意したほうがいいです。