子供の時、プリンは大っ嫌いでした。
プッチンプリンみたいなプリンって固くてプルプルしてて全く魅力を感じませんでした。
黄色くて上には子供の自分には苦すぎるカラメルソースが大っ嫌いでした。
子供の時はプリンをずっと避けてきていました。
しかし、親がある日買ってきたプリンで「プリン」というものの概念が自分の中で変わりました。
まさに自分の「食」に対する認識が変わった瞬間であったと言っても過言ではありません。
それほどまでに衝撃だったプリンがLA TERREの大地のプリン「ウ・オ・レ」です。
LA TERRE
LA TERREは1998年に世田谷区三軒茶屋三宿 に店を構えました。
お菓子の材料は農産物、畜産物のおいしさをそのままに、できるだけ新鮮な状態でお届けしたいというコンセプトのもとにケーキなどを販売しています。
現在はメキメキと出店数を伸ばしていて世田谷区を中心にかなりの数を出店しています。
今ではパン屋やロールケーキ店など様々な店舗を派生で出していてかなり儲かっていそうです。
オンラインショップなんかも開設していてすごいですね…
大地のプリン「ウ・オ・レ」
素材は 放牧自然卵の黄身、美瑛産のジャージー牛乳、オーガニックシュガー、マダガスカルのバニラビーンズの4つのみだそうです。
シンプルな配合なだけに、素材と作り方に徹底してこだわって、滑らかなくちどけは生クリームを使わずに卵の黄身だけで、低温でじっくりと時間をかけて焼き上げられています。
外観

2個買いました。

下部にカラメルソースが入っています。

バニラエッセンスの粒が見えます。
味の詳細
口に入れた瞬間に卵本来の香りと牛乳の正直な香り、バニラの香り。
カラメルソースは、ほろ苦い焦がしキャラメルの正直な味がします。
プリンの食感は舌の上でとろけるような食感で、ほとんどの人が想像するようなプリンの食感とは全くのベツモノです。もうトロットロッです。
個人的な味の感想
奇跡的な食感と奇跡的な素朴な味
奇跡的な食感と奇跡的な素朴な味です。
まず食感が他のお店で売られているプリンとは一線を画しています。
他では感じられないトロトロの食感。一度食べたら病みつきは間違いなしです。
プリンは作り方と味付けが単純なので、素材の良さがプリンの味にそのまま出てきます。 このLA TERREのプリンは素材にめちゃくちゃこだわっているので、この大地のプリン「ウ・オ・レ」はめちゃくちゃおいしいです。
カラメルソースがいい
プリンのカラメルソースは基本的に複雑な味がしていることが多いのですが、このLA TERREのプリンは違います。
カラメルソースはめっちゃくちゃ単純な甘さと焦がしキャラメルの香ばしい香りが感じられます。
カラメルソースの量も多すぎず、少なすぎずでジャストな量です。
めちゃくちゃ取りづらい容器
このプリン最大のデメリットは細長い瓶の容器にあります。
卑しい話なのですが、このプリンはめちゃくちゃおいしいので最後の一片まで食べてしまいたいのですが、このプリンが入っている容器は口が狭く、底が深いので最後まで取れないのです。
このプリンを買うと専用のスプーンをつけてくれるのですが、それでも底にくっついたプリンを食べることはできません。
頑張って取ろうとしても不可能です。
めちゃくちゃおいしいプリンだからこそもったいないですホント。
贈り物に最適か?
冷蔵品なのであまり贈り物には向かないと思いますが、 ケーキよりも持ち運び安く値段も300円と安いので、誰かの家に訪問する際に「お持たせ」として持っていくのはいいと思います。
たまにプリンが嫌いな人がいますが、そんな人にも臆せずこのプリンは進めて食べさせてしまいましょう。もしかしたら僕みたいにプリンに対する価値が変わるかもしれません。