キャラメルって聞くと森永とかグリコの黄土色の甘ったるいものを思い出す人もいれば、一時期流行った花畑牧場の生キャラメルとかを思い出す人もいるでしょう。
キャラメルは意外と高級品であんまし食べる機会がありません。
ましてやパティスリーのキャラメルなんて高すぎて手が出せません。
そんなキャラメルですが、パリを訪れた際にチョコレートなどをメインとして販売している高級パティスリーのJEAN PAUL HEVINでキャラメルが入ったボックスが衝撃の15€という価格で売られていたので買ってきました。
キャラメルを売っているラテン系の若い兄ちゃんはクソいい加減で思わず笑ってしまいました。
JEAN PAUL HEVIN
1988年フランスのパリで創業したJEAN-PAUL-HEVINは多くに人に愛されて、フランスのショコラ愛好家クラブ「Club des Croqueurs de Chocolat」からショコラティエ最高評価を何度も受賞しています。
徹底した素材選びをしてこだわりぬいたチョコレートはまさに芸術品の域に達すると言います。
2002年に日本に上陸して、人気を博しています。
ホワイトデーのお返しにココのチョコレートあげると株が上がる…
そんなパティスリーです。
JEAN PAUL HEVIN キャラメル
日本ではこのキャラメル、缶入りで12個3343円で売られていました。高すぎ。
外観
金のロゴ付きのゴムで留められています。
かなりたくさん入っています。
3種類のキャラメルが入っていました。
包み紙に丁寧にJEAN PAUL HEVINと書いてありました。
味の詳細
キャラメルって甘ったるくてあんまし好きではありません。なので偏見にまみれた判断しかできないので、できるだけ客観的に書いた味の詳細を書いていこうと思う。
個人的な味の感想は後述。
ポワールヴァニーユ
ヴァニラ風味のキャラメルの中に洋ナシの香りがします。
生キャラメルのような食感で口の中でとろけます。
口の中で溶け切った後に洋ナシの繊維質でザラザラが口の中に残ります。
ショコラアメール
カカオの香りが豊かなチョコレート風味のキャラメルです。
キャラメルの中にJEAN PAUL HEVINの得意分野であるチョコレートをそのまま練りこんだかのようなキャラメルとは思えないチョコレートの香りの豊かさです。
食感はほかのキャラメルよりも少し硬くてしっかりとしたキャラメルです。
フィグ
イチジクがキャラメルの中に入っておりプチっとした食感とイチジクの香りに紛れた甘みが口の中に広がります。
キャラメル自体の甘さも相まって味のバランスが取れています。
イチジクの食感はブニュっとしたキャラメルの中ではかなり目立っていて心地よいアクセントになっています。
味の感想
今まで食べたことのないキャラメル
そもそもキャラメルのフレーバーがここまで種類があるのかという驚きもありますが、あまりキャラメルを食べない僕にとってはここまで「キャラメルの甘さに頼らず」チョコレートと同じように中身の味にこだわって作られたキャラメルは初めて食べました。
キャラメルの中にイチジクが入っていてプチプチとした食感が楽しめる…
とかかなりすごいですよね。
甘い物好きが大絶賛
甘い物が好きな人にこのキャラメルを食べさせたところ「うまい!」と言って連続で何個も食べていました。
個人的には1個でも甘くて胃もたれしそうなキャラメルなのですが甘い物好きな人はこのキャラメルがかなり気に入ったらしくかなりの数を消費していました。
贈り物には最適か?
そもそもこのサイズと値段では日本で売られていません。
パリに行ったときのお土産にはいいでしょう。
しかし。僕みたいにそこまでキャラメルが好きではない人は意外と多く存在すると思うのでそこら辺を確認してから買っていくといいでしょう。